引越しに伴う国民年金・国民健康保険の手続き
引越を行うことは、住所が変更されるというわけですね。ですから、自分の身分などを証明するものの書類などは、新居の住所を新たに登録しておかなければなりません。特に、国民健康保険は、年に一度古い物から、新しい物に更新されるので、引越をしたのに旧住所のままになっていると、新しい保険証が届かなかったり、取りに来てくださいといった、お知らせの文章まで届かなかったりして、医療費の一部免除が受けられないといった、大変重要な問題が生じてきます。また、世帯主である場合にこのような手続きをしていないと、自分だけでなく家族全員同じこととなってしまいますので、注意が必要です。
国民年金の場合でも、類似事項が発生してきます。年金額の納め忘れなどのお知らせ通知が新住所の方へ届かず、納める期限が切れてしまっていたなどということも少なくはないでしょう。しかし、国民年金の場合は引越をした人、皆がしなくてはいけないということではありません。自営業を営んでいる人、農業を生業としている人、学生が引越をした場合にのみ発生する手続きですので、該当する人は忘れず住所変更手続きをしましょう。
国民健康保険は、保険証を持参して新住所の市役所へ、国民年金は年金手帳を持って社会保険事務所へ行きましょう。なお、年金手帳が見当たらないという人は、少し時間を要しますが、窓口で伝えると、検索もしてくれますので、安心してください。それぞれ引越後14日以内で変更しておかなくてはいけないので、引越後最初に空いた日に変更をしておきましょう。
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